断層線をまたぐトンネル予定ルートで弾性波探査を実施しました。
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弾性波トモグラフィー的解析結果
基盤速度の弾性波速度は岩質に関係無く同一速度となりました。そこで砂岩部と泥岩部の境界を検出するために高密度電気探査を提案しました。
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高密度電気探査解析結果
翌年、高密度電気探査を実施ました。比抵抗値の違いにより砂岩優勢帯と泥岩優勢帯を明確に判定できました。弾性波探査の観測は2 日間でしたが、翌年の電気探査の観測には4日かかりました、これは測線をトレース (要は杭探し) するのに時間がかかったためです。